ページトップへ

令和3年度PGCと女性企画委員会とのコラボ企画(令和3年9月5日)報告書

2021年9月5日、令和3年度愛知学院大学歯学部同窓会ポストグラデュエートコース女性企画委員会コラボ講演会が開催されました。緊急事態宣言下での感染予防徹底の中、ハイブリット形式での開催となり、webでの参加が多数となりました。

前半は、藤田医科大学ばんたね病院脳神経外科教授、加藤庸子先生の基調講演があり、演題は「女性医師の未来像と現実―神メンタルの作り方―」でwebにてご講演いただきました。

生い立ち、恩師である神野哲夫先生との思い出、手術風景、国際貢献、女医会など多岐にわたって興味深い内容でした。質疑応答で、バイタリティーはどこから湧いてくるのかの問いに、「注ぎ込む時間があり、とにかく仕事が好きで、自分の能力を知り、背伸びはせず毎日ベストを尽くすことです。」とのお答えをいただきました。

後半は、3人の同窓女性歯科医師をシンポジストに「女性歯科医師の未来像と現実」、さまざまな仕事スタイルで女性だから抱えるキャリア形成とライフイベントの現実問題、働き方改革など、それぞれご講演いただきました。

上野温子先生(高齢者・在宅歯科医療学講座講師)は、「ワーママDr.の仕事と家時間を楽しむための環境づくり」と題して、育休制度、家族とのルール作りなどについて。萩野浩子先生(名古屋医療センター歯科口腔外科)は、「病院歯科で働くということ」と題して、病院歯科のシステム、仕事内容、On/Offの切り替え方などについて。犬飼順子先生(短期大学部教授)は「“One Team “を目指して」と題して、衛生士教育への情熱、チーム医療の大切さなどについて、お話しされたのち、ワークライフバランスについて、座長の中村委員長の進行でシンポジウムが開催されました。

本年度女性企画委員会は同窓会常設委員会に承認もされ、会員のための委員会として位置づけられました。

                      女性企画委員会 31回生 佐野乃里江